梅が好きな方は、梅を使っていろいろな料理を作られると思います。
和食に使ったり、パスタに使ったり、梅酒にしたりなど梅を使った料理は様々あります。
その中で、梅が実はジャムになることはご存知でしょうか。
梅をジャムにすることで、トーストに塗ったりヨーグルトに混ぜたりなど、梅を使ったレシピがさらに広がります。
梅ジャムをたくさん作って、梅が好きなお友達へのプレゼントやお土産にしてみるのも良さそうですね。
でも梅ジャムって自宅でも作ることができるのでしょうか。梅の皮も食べても大丈夫なのかも気になりますね。
自宅で作るのは難しそうな方は、おすすめの梅ジャム商品にどんなものがあるのか知りたいかもしれません。
そこで今回は、
- 梅ジャムは皮ごと作っても問題ない?そもそも梅の皮は食べても大丈夫?
- 梅ジャムのスタンダードな作り方を紹介
- おすすめの梅ジャムの商品を紹介
について解説します。
梅ジャムを自宅で作ってみたい方や、梅ジャムを購入して食べてみたい方、プレゼントやお土産に持っていきたい方はぜひ参考にしてください。
梅ジャムは必要な道具も少なく、誰でも作り方さえわかれば簡単に作ることができます。この記事を読んだ方もぜひ内容を参考にしつつ梅ジャム作りにチャレンジしてみてください。
梅ジャムは皮ごと作っても問題ない?そもそも梅の皮は食べても大丈夫
梅ジャムは皮を食べても問題はありません。レシピによっては皮ごと作ることもあります。
梅干しは皮ごと作られるように、梅の皮には毒もなければ食べることができないほどの苦味や渋みなどもありません。
ですが梅ジャムにする際には皮は取り除く場合と残す場合があります。
その違いは、食感です。
梅ジャムを作るときには梅をペースト状にするのですが、その工程の中でどうしても皮は完全にペースト状にはならず、多少は残ってしまいます。
残った皮の食感をなくしたい場合には皮を取り除き、食感も楽しみたい場合にはそのまま残すのが良いです。
中には紅サシなど梅の中でも皮が薄い品種もあり、皮の食感は他と比べて少ないものもあります。
ですが紅サシを使ったとしても皮の食感を完全に取り除くことはできないため、完全にペースト状の梅ジャムを作りたい場合にはどちらにせよ皮は取り除いた方が良さそうです。
梅ジャムのスタンダードな作り方を紹介
梅ジャムのスタンダードな作り方をご紹介します。
材料
- 梅…1kg
- 砂糖…1kg
準備するもの
- 鍋
- 竹串か爪楊枝
- ヘラ(あれば)
- 裏ごし器(あれば)
作り方
梅を洗って下茹でする
梅をジャムにする前に、しっかり水洗いしてください。汚れや土などがついていると、美味しい梅ジャムになりません。
ヘタも竹串や爪楊枝などを使って取ってください。ヘタが残っていると煮込むときに溶けずにジャムに混ざってしまいます。
梅を洗った後は鍋に梅が浸かるくらいのお湯を沸かし、梅を下茹でします。お湯が沸騰した後は弱火で良いです。
下茹ですることでアクを抜き、梅を柔らかくします。アクを取りこぼすとえぐみの原因になりますので、しっかりと取りましょう。
種を取って果肉をすりつぶす
茹で上がった梅は種を取り除き、果肉を細かくすり潰します。
このときに裏ごし器とヘラがあれば、裏ごししながら細かくしましょう。なければ包丁で小さく切ったりしても良いです。
裏ごしでしっかりとペースト状にできれば、ジャムになったときに滑らかな口当たりになります。
食感も欲しい方は、あえて完全にペースト状にせず果肉の形が少し残るくらいにするのも良さそうです。
鍋で砂糖と一緒に煮る
鍋に果肉全てと砂糖を1/3ほど入れて弱火で煮込みます。このときにしっかりと混ぜながら煮込まないとコゲの原因となるので注意が必要です。
煮立ってきたら残りの砂糖を全て入れ、さらに煮込んでいきます。残っていたアクが出てきたらその都度取り除いてください。
甘さは控えめにしたい方は、砂糖の量を減らしてみても良いです。反対に甘さを強くした場合には砂糖を追加してください。
砂糖を追加するのは、暖かいうちが良いです。砂糖が溶けながら混ざる必要があり、冷めた後に砂糖を追加しても溶けずにそのまま残ってしまいます。
全体にとろみがついてきたあたりが丁度良いです。あまり煮込みすぎると硬くなり色や味も悪くなりますので、少し柔らかいと思うくらいがちょうど良いでしょう。
瓶などに入れて冷暗所で保管する
砂糖が完全に溶けてとろみがついたら完成です。出来上がった梅ジャムは消毒された瓶に詰め、蓋をしっかりと閉めてから冷蔵庫や冷凍庫で保存してください。
長期間保存せずにすぐ使いたい方は、冷蔵庫の方が良いでしょう。
おすすめの梅ジャムの商品を紹介
おすすめの梅ジャム商品をご紹介します。
梅ジャムを自宅で作れない方や、いろんな梅ジャムを食べてみたい方はこちらもチェックしてみてください。
花九曜印うめジャム 180g
梅本来の酸味と甘味と爽やかさが詰まっています。滑らかでトーストにも塗りやすく、ヨーグルトや他の料理にもたくさん使えます。
An.d 梅ジャム「しらかが」「おりひめ」2種セット
梅の品種である「白加賀」と「織姫」を使った梅ジャムです。農薬や化学肥料が一切使われていない有機農法で作った梅が使われており、美味しさと同時に安心感もあります。
タカミ製菓 梅ジャム 13g×40袋
どこか懐かしさを覚える方もいるのではないでしょうか。小分けにした袋状になっている梅ジャムで、持ち運ぶこともできます。お弁当用にしたり、自宅で少し使ったりと用途が広いです。
まとめ
梅ジャムは皮ごと作っても問題はありません。皮の食感も楽しみたいなら皮を残して作る方法もあります。
完全にペースト状になった柔らかい梅ジャムを食べたい方は、皮を取り除き果肉の部分だけを使う方が良いです。
梅ジャムは少ない材料と道具で誰でも簡単に作ることができます。甘さも好みによって調節できるので、作りながら色々と試してみてください。
出来上がった梅ジャムは、トーストに塗ったりヨーグルトに混ぜたりできる他にも、和食と合わせても洋食と合わせてもとても合います。
たくさん作っていろいろなレシピに応用してみてください。
コメント