初めて自分で梅干しを漬けようと思っても、漬け方がわかりにくかったり、何日間で食べれるのか分からなかったりしませんか。
梅干しの漬け方にも実は漬け方がさまざまあり、それぞれで塩分の割合も違ってきます。
上手な漬け方や干し方もわからなかったら、梅干し作りになかなかチャレンジしにくいかもしれません。
この記事では、初めて梅干し作りに挑戦しようと思っている方や、やってみたけど上手くいかなかった方のために、
- 梅干しは漬けてから何日で食べられる?日数が増えれば美味しくなるの?
- 梅干しの正しい漬け方を紹介
- 梅干しの干し方も紹介
について解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき、美味しい梅干しを作ってみてくださいね。
梅干しは漬けてから何日で食べられる?日数が増えれば美味しくなるの?
梅干しを作るときには、漬ける作業と、干す作業を行います。
梅干しを漬ける期間は少なくてもおおよそ4週間ほど必要で、その後に3〜4日間ほど干す作業を行います。
そうやって出来上がった梅干しは、すぐにでも食べることができます。
しかし、出来上がった後に3ヶ月ほどさらに漬け込むことで、より美味しい梅干しになります。
漬け始めから合計して4ヶ月以上も待つことになり、少々待ち遠しいかもしれませんが、もっと美味しい梅干しを作りたい方は気長に待つようにしてみてください。
半年や1年さらに保管しておくと、さらに味が染み込んで美味しくなります。
たくさん作れば、いくつかはすぐに食べて、残った分を長く漬け込むようにしてもいいかもしれませんね。
梅干しの正しい漬け方を紹介
初心者でも失敗しにくい基本的な梅干しの付け方をご紹介します。
材料
- 完熟梅…1kg ※傷があるものはカビや細菌が繁殖するので使わない
- 塩…180g
- 焼酎(アルコール35%以上)…1/2カップ
道具
- 竹串
- 霧吹き
- 梅を入れる容器(消毒しておく)
- 容器の落とし蓋(消毒しておく)
- 重石(水を入れたペットボトルでも可)
作り方
- 完熟梅はヘタを取り除き、水洗いする
- 焼酎を霧吹きなどで吹きかけ、梅を消毒する
- 容器に塩→梅→塩→梅→塩の順で入れていき、最後は塩で終わるようにする
- 落とし蓋をする
- 重石を乗せる
- 1週間ほどで梅酢(梅から出た水分)が出てくるので、梅全体が浸かるほどになったら重石を半分ほどに減らす
- 1ヶ月間そのまま漬けておく
- 晴れが3日続く日を見計って、天日干しをする
- 出来上がった梅干しを冷暗所で保存する
梅酢が1週間たってもあまり出てこない場合は、塩が足らなかったり重石が足らなかったりすることが考えられます。
その場合は20%の塩水を足してみるか、重石を重石を足してみてください。
梅干しの干し方も紹介
天日干しの上手なやり方もご紹介します。ただ干すだけよりも美味しくなるので、ぜひ試してみてください。
1日目
ザルに梅干しを間隔を開けて並べ、梅全体に日が当たるように途中で裏返しながら半日ほど天日干しにする
2日目
1日目と同じように天日干しにしながら途中で裏返し、夜もそのまま干して夜露に当てる
3日目
2日目と同じように天日干しをする
果肉を指で掴めるようになったら完成
1日目の終わりには、また梅酢の中に戻しても、別の容器に保存しておいてもどちらでも良いです。
梅酢に戻すと、よりふっくらと仕上がります。
まとめ
梅干しは漬けてからすぐに食べることができますが、そのまま3ヶ月ほど置いておくことでさらに美味しくなります。
さらには半年や1年置いておくことで、もっと美味しくなります。
初心者のうちは梅干しを作るのも最初は上手くできないこともあるかもしれません。
今回ご紹介した基本的な作り方をぜひとも参考にしていただき、美味しい梅干し作りにチャレンジしてみてくださいね。
コメント