梅ジャムを食べると舌がピリピリしたという話や、下痢になったという話を聞いたことはありませんか?
梅ジャムが好きで美味しく食べたいのに、舌がピリピリしたり下痢になったりするかもしれないと、不安になっちゃいますよね。
しかし梅ジャムを食べるとなぜ舌がピリピリしたり下痢になったりするのでしょうか。
もしかするとなにか体に良くない成分が含まれているのでしょうか。
そこで今回は、
- 梅ジャムを食べてピリピリする原因は?
- 梅ジャムは体に悪い?下痢になりやすいって聞くけど本当なのか
- 梅ジャムが健康に良いポイントを紹介
について解説します。
梅ジャムを食べる前に不安になってしまった方に参考になると思います。
ぜひ最後まで読んでいただき、梅ジャムを食べてピリピリする原因などを知って対策を立て、安心して食べれるようにしてください。
梅ジャムが健康に良いポイントについても解説しています。
梅ジャムを食べてピリピリする原因は?
梅ジャムを食べてピリピリする原因は、使われている梅に毒性やアクが残っていることが原因です。
梅にはもともとアミダグリンという毒性があります。
アミダグリンは若い青梅に多く含まれており、そのまま生で食べてしまうと体内で青酸となってしまいます。
ある程度熟した梅を使用するか、青梅でもしっかりと加熱や干すなどの加工処理がされていれば、アミダグリンは減少し体内に取り込んでも問題はありません。
しかし加工処理が不十分であると、アミダグリンが残ったままになり、梅ジャムにした後も多少の毒性が残ってしまいます。
舌がピリピリする原因は、アミダグリンが残っており毒性によって引き起こされている可能性があります。
また、アク抜きが不十分であった場合も苦味として感じてしまいます。
アクはアミダグリンと違い食べてしまっても体に影響はありませんが、苦味があると梅ジャムも美味しくはなりません。
美味しく食べるためにも、アク抜きはしっかりと行うと良いです。
アミダグリンが残っている場合もアクが残っている場合も、梅ジャムを再度加熱処理することで取り除くことができます。
もし食べてみて舌がピリピリした場合は、一度鍋で加熱してみてください。
加熱する場合は、焦げ付かないようにしっかりと混ぜながらするのが良いでしょう。
市販の梅ジャムであれば、もともとしっかりと加工されているはずなのでアミダグリンやアクが残っていることは考えにくいです。
しかしもし市販の梅ジャムでも同様のことがあれば、商品の品質も疑われるので、自分での加熱処理をするのではなくメーカーに問い合わせてみるのが良さそうです。
梅ジャムは体に悪い?下痢になりやすいって聞くけど本当なのか
梅ジャムは下痢になりやすいのではという話もあります。
下痢になってしまう原因は、梅に含まれるクエン酸です。
クエン酸は代謝が良くなったりミネラルを吸収しやすくなったりと、体にとって良い効果が多いです。
しかし食べすぎると、胃腸障害を引き起こします。胃腸障害が起きてしまうことで、下痢になるケースがあるようです。
適量の梅ジャムであれば体に良いのですが、一度に大量に食べてしまうと良くないので、食べ過ぎには注意してください。
梅ジャムには砂糖も多く含まれているので、砂糖の食べ過ぎによる肥満や高血圧にも注意が必要です。
梅ジャムが健康に良いポイントを紹介
しっかりと加工された梅ジャムは、健康にとても良いです。
梅ジャムには、クエン酸が含まれています。
クエン酸はエネルギー代謝とミネラルの吸収を促進させてくれるので、特に運動などで汗をかいたときには最適です。
さっぱりとしているので、汗をかいたときにも食べやすいのもポイントですね。
さらにはクエン酸はタンパク質と糖質と脂質の代謝にも効果があるので、ダイエット効果も見込めます。
それだけではなく、鉄分やビタミンEや食物繊維が豊富に含まれています。
市販の梅ジャムも良いですが、自作でたっぷりと作って様々なレシピに応用すると、毎日の中でこまめに梅ジャムを食べて健康的になることができるでしょう。
まとめ
梅ジャムを食べてピリピリする原因は、梅に含まれる毒素やアクが原因です。
どちらも加熱処理をすることで後からでも取り除くことができます。
梅ジャムを食べてみてもし舌がピリピリしたり苦味を感じたりした際には、鍋で加熱処理をしてみてください。
加熱処理をする際には、焦がさないようにしっかりと混ぜながらするのがポイントです。
加工処理を十分にされた梅ジャムは、健康にとって良い効果がたくさんあります。
ぜひ自作の梅ジャムをたくさん作って、様々な料理に使ってみてくださいね。
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